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アベハ 2009 シラー

7,560円

2009年は、早霜のために収穫を中止しましたが、温暖な生育期の訪れは、果実がすでに完全に熟した状態にあることを意味していました。1,300フィートの所にあるワラワラ・アペラシオン東側の肥沃な土壌は、私たちのシラーに独特な風味を与え、この地の比較的涼しい気候が、繊細でバランスの良いワインを造る一助となっています。 我々のシラーは、鮮やかで過度にフルーティなタイプのシラーよりも、土でできた褐色のスパイスとミネラルに絶え間なく引き寄せられています。これこそ最高級のミル・クリーク・ヴィンヤード・シラーであり、始めに、土のような褐色の果実−桑の実と野生のブラックベリーで満たされ、次にラベンダーとホワイトペッパー、それから、スミレと微かに鉛筆の芯の風味を感じるかもしれません。また私は、微かなヨウ素と乾燥花の香りも鼻で感じます。 ミネラルが口に運ばれると、燻製肉のような風味も口の中に溶けていきます。この過程が、シラーを非常に楽しくて興味深いものにしているのです。

私は、ピノ・ノワールを好きなのと同じ理由でこのシラーが好きです。 というのは、その品種らしい味がするからです。 真のローヌワイン醸造家たちがシラーという品種に見ていたものを理解することができます。このワインを十分に堪能するには、栓を抜いた後少し味わい、そしてワインが開いてきてから、さらにこのシラーがもたらす全てを味わって下さい。

食べ物は、スモーキー・バイソン・バーガーがおすすめです。シンプルに調理されたカモの胸肉も、このシラーに非常に良く合います。また、トウガラシ入りのトウモロコシパンを添えた自家製のポーク・アンド・ビーンズもいいでしょう。とてもおいしそうです。

私は、音楽好きの皆様にStevie Wonderの2枚組みアルバム「Songs in the Key of Life」を、ぜひ聞いてもらいたい。これとはスタイルが大いに異なるが、Queenの「A Night at the Opera」も2009年のシラーの強烈さに対応できるアルバムです。これは、ワインのわずかな輪郭をあらわしているのではない。かなり大きなシルエットであり、油断しているとあなたは無意識にファンダンゴを踊っているかもしれません。
ジョン・アボット−ワインメーカー

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  • モデル: 4016
  • ワイナリー: ABEJA


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